知床半島の沖合いの地震はどう見ても火山活動のよう!(国後島付近の群発地震)
国後島付近の群発地震の地震の震源を、3D画像にして見たら。。。
11月19日追記
先日作成した立体地形図スクリプトを使い、知床半島の沖合い周辺の過去3年間の地震の震源をマップしてみたら以下。
知床半島の沖合いの地震については、ここ1ケ月以前は全くなかったのですが突然と現れ、下図、左側の震源は、しばしば多量の溶融硫黄を噴出する活動を繰り返し、昭和10年の噴火では大量の熱湯と総噴出量約20万トンとも推計されている硫黄を海まで流下した知床硫黄山あたりの震源でしょうか? まさに、活火山真下の震源域の形と瓜二つって感じですよね。
先日、知床半島の沖合で頻発している地震は、海底火山の活動じゃない?
と書きましたが
memomemokun.hateblo.jp
知床半島は、海別岳(うなべつ岳:1419m)、遠音別岳(おんねべつだけ:1331m)、天頂山(てんちょうざん:1046m)、羅臼岳(らうすだけ:1661m)、硫黄山(いおうざん・1563m)知床岳(しれとこだけ:1254m)の知床連山と呼ばれる新旧の火山が一直線に連なり誕生した半島ですが
そのうち活火山は主峰・羅臼岳と、いまも噴気を上げる硫黄山。そして平成15年、火山噴火予知連絡会が、「概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山」 を活火山と定義し直したことで追加となった天頂山の3つ。
その知床半島のほぼ延長線上。知床岬の沖合いの海底で、昨日から地震が頻繁に群発発生中です。
火山活動だったりするのでしょうか?
本日、また活発に活動しているので
2018年11月05日 18時44分 国後島付近でM3.2の地震 - 地震・地殻変動マップ
どう贔屓目に見ても、
マグマ上昇による火山活動にしか見えません。
本日M2.1以上、既に57回。
国後島付近で続いている地震の震源を3D立体表示してみました。
— 地震・地殻変動Map (@jisin_kun) 2018年11月5日
先月より始まった、国後島付近での地震が昨日からまた活発に活動しています。本日M2.1以上、既に57回。
火山が一直線に連なる知床半島のほぼ延長線上。マグマでも上がって来てるのでしょうか?#地震 #火山 #知床半島 #国後島付近 pic.twitter.com/AQOoTRhjI4